十勝教育研究所について
運営の基本方針
十勝教育研究所が十勝管内教育委員会連絡協議会によって設置されている公的な研究機関であるという性格に立ち,各市町村教育委員会はもとより,十勝教育局並びに教育関係機関,十勝教育研修センターとの密接な連携を図り,その中心的な業務である調査研究,研修活動,資料提供等を通して,十勝管内の教育の充実,発展に尽くすことを基本方針とする。
設置
十勝管内教育委員会連絡協議会規約(抜粋)
(教育研究所の設置・運営)
第14条 十勝管内の教育振興に寄与するため十勝教育研究所(以下「教育研究所」という。)を設置する。
2 教育研究所を運営するため十勝教育研究所運営委員会(以下「運営委員会」という。)をおく。
3 前2項の設置,運営について必要な事項は別に定める。
構造図
十勝教育研究所マークの由来
このマークは、昭和40年に当時の土門修所員と廣田良治所員により考案されました。外線が十勝の形を表しアクセントを付けるために海岸線を太くしました。また、当時の十勝は「豆王国」と言われたことから、十勝の地域的な産業のシンボルとして、双葉のマークを入れました。双葉の大小については、見る人の判断(例えば、大は教師、小は育まれる子どもの考え)に任せようと考えました。「○」は太陽を表し、十勝晴れをイメージできるようにしました。
十勝教育研究所運営委員会(令和6年度)
役職 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
委員長 | 笹原 敏文 | 幕別町教育長 |
委員 | 多田 博昭 | 学識経験者 |
委員 | 福地 隆 | 音更町教育長 |
委員 | 小堀 雄二 | 上士幌町教育長 |
委員 | 程野 仁 | 芽室町教育長 |
委員 | 中川 直幸 | 豊頃町教育長 |
委員 | 有田 勝彦 | 陸別町教育長 |
委員 | 山田 洋 | 十勝教育研究所所長 |
職員一覧(令和6年度)
職 名 | 氏 名 | 所 属 | 業 務 内 容 |
---|---|---|---|
所 長 | 山田 洋 | 専 任 | 所務の統轄 道研連・全教連との連携 各教育機関・団体の対応 |
副所長 | 横山 一仁 | 札内東中 | 調査研究及び研修事業の総轄 業務推進に関する指導・助言 教育研究相談 |
主 幹 | 当分の間所長が兼務する | 庶務掌理 十勝教育研究所運営委員会の開催 各種会議の開催 教育関係職員録の編纂 | |
主 任 | 柴田 悠二 | 緑南中 | 十勝教育研究所研究発表大会 所内会議・業務計画会議 教育講演会 管内所員研・道東研・道研連発表大会 ウェブサイトの企画・運営 教育研究相談 共同研究 研修講座 |
副主任 | 白澤 大輔 | 木野東小 | 広報誌「十勝教育研究」 教育研究相談 協力員研究 道研事業の連絡調整 研修講座 |
所 員 | 山本 由佳 | 札内中 | 共同研究 研究紀要 研究発表大会(発表) 研修講座 ウェブサイトの企画・運営 |
所 員 | 籾山 修斗 | 札内北小 | 協力員研究 広報誌「十勝教育研究」 学習指導資料「十勝の子どもの学力」 研究紀要 研究発表大会(発表) ウェブサイトの企画・運営 研修講座 |
所 員 | 佐藤 悠樹 | 音更中 | 共同研究 広報誌「十勝教育研究」 カリキュラム支援センター ウェブサイトの企画・運営 研修講座 |
書 記 | 清水 悦子 | 専 任 | 庶務 会計 参考資料の管理 |
研究機関としての研究
- 十勝管内教育研究所連絡協議会 共同研究
「自分の考えを表現し合い、学びを深める子どもを育む研究」2/2年次
~考えを広げ深める対話の工夫と、学びをつなげる振り返りの充実を通して~
対話の工夫で学びを深め、次の学びにつなげる振り返りのある授業について研究します。
- 十勝教育研究所 協力員研究
「他者を尊重し、責任をもって行動する子どもを育む研究」 1/2年次
~日常モラルを生かした学習内容と一人一人が意思決定する学習展開の工夫を通して~
日常モラルの延長上に情報モラル指導を置き、これからの時代に必要な指導を特別活動を切り口に授業づくりを研究します。
関係機関との連携
- 全国教育研究所連盟
十勝管内を代表する加盟研究所として、発表大会や研究協議会等に参加し、加盟機関相互の連携を深めるとともに、必要な情報を収集・提供する。
- 北海道教育研究所連盟(令和6年度はオホーツク大会)
十勝管内を代表して連盟委員の役割を担っている。
共同研究に協力するとともに、研究発表大会に参加し、相互の研究成果交流を通して、北海道教育の充実・発展に寄与し、必要な情報を収集・提供する。
- 道東地区教育研究所連絡協議会(令和6年度は釧路大会)
道東地区教育研究所所員研修会に参加・提言するとともに、加盟機関相互の連携を密にして道東地区教育研究の充実を図り、必要な情報を収集・提供する。
- 十勝管内教育研究所連絡協議会
十勝管内全ての教育研究所との連携を密にし、教育研究の充実を図り、十勝教育振興に寄与する。
講演会・研修会の開催
- 十勝管内教育研究所所員研修会(令和6年度は中札内大会)
十勝管内における、各研究所の今日的課題と役割を明確にし、相互の研究成果の交流を通して研究所員の力量を高めます。
- 教育講演会
今年度は、ICT活用の第一人者である東京学芸教育大学・高橋純教授を講師に「ICTを生かした複線型で協働的な学び」と題した教育講演会を実施します。
- 十勝教育研究所研究発表大会
今年度の調査研究成果をオンライン(1人1台接続)で発表します。
- 研修講座「対話の工夫、体験的な学習による授業づくり」
共同研究と協力員研究の成果に基づいた授業づくりの講座です。
教育研究相談・資料の提供
- 教育研究相談
十勝の学力分析を基にした授業改善、調査研究成果を用いた研修などの相談に応じます。
- 研究紀要(ホームページでも公開)
十勝教育研究所が調査・研究した成果を資料として提供する。
- 学習指導資料「十勝の子どもの学力」(実践例をホームページで公開)
十勝全体の子どもの学力を分析・考察し、学習指導を改善・充実するための基礎的・実践的な資料を提供します。
- 広報誌「十勝教育研究」(ホームページで公開)
学校や個人の取組、町村研究所の紹介、十勝教育研究所の事業、実態調査結果など、最新の情報を広くお伝えします。また、今年度より11月発行号をデジタル配信します。
- カリキュラム支援センター(デジタル化の取組も推進しています)
各種教育用図書や各学校・研究所の研究紀要などを教育情報・資料として提供します。
- webサイト(ホームページのリニューアル)
各種資料を一人一人の先生方に届くよう進めます。
- 教育関係職員録
市町村教育委員会の合冊本として職員録を刊行します。
十勝教育研究所の沿革教育
昭和24年 | 2月 | 十勝教育研究所設立準備委員会設置 |
昭和26年 | 6月 | 研究所設立総会開催 十勝教育研究所並びに維持委員会を発足(13日) |
7月 | 十勝教育会館(帯広市東6南10)が完成 その一室に研究所を設置 | |
昭和32年 | 12月 | 「研究所だより」創刊 |
昭和35年 | 3月 | 十勝教育研究所運営委員会設置 |
昭和37年 | 7月 | 「研究所だより」を改編 広報誌「十勝教育研究」として刊行 |
8月 | 「十勝管内教育関係職員録」を編集刊行 | |
昭和42年 | 5月 | 新築された「十勝教職員研修センター」(幕別町依田)へ移転 |
昭和46年 | 10月 | 研究所創立20周年記念式典挙行 |
昭和50年 | 4月 | 管内町村教育研究所との「共同研究」を組織 |
昭和51年 | 8月 | 十勝管内教育研究所連絡協議会設立 |
昭和62年 | 4月 | 「共同研究」に帯広市教育研究所が加わり管内全教育研究所の共同研究を開始 |
平成 7年 | 3月 | 新築された「十勝教育研修センター」(幕別町札内)へ移転 |
平成 8年 | 10月 | 道研連研究発表大会十勝大会開催 |
平成 9年 | 2月 | 十勝教育研究所研究発表大会を継続事業として開始 |
平成10年 | 9月 | 道東地区教育研究所所員研修会(十勝会場)開催 |
平成12年 | 11月 | 全教連「教育課題等」研究協議会大分大会で提言 |
平成13年 | 11月 | 全教連「教育課題等」研究協議会北海道十勝大会開催 |
平成14年 | 8月 | 道東地区教育研究所所員研修会(十勝会場)開催 |
平成16年 | 3月 | 研究紀要のダイジェスト版を発刊 |
平成18年 | 8月 | 道東地区教育研究所所員研修会(十勝会場)開催 |
平成20年 | 4月 | 専任所長の配置 |
平成21年 | 9月 | 道東地区教育研究所所員研修会(十勝会場)開催 |
平成22年 | 9月 | 北海道教育研究所連盟研究発表大会(十勝大会)開催 |
平成26年 | 8月 | 道東地区教育研究所所員研修会(十勝大会)開催 |
平成30年 | 8月 | 道東地区教育研究所所員研修会(十勝大会)開催 |
令和 4年 | 5月 | テレワーク開始 |
令和 6年 | 4月 | ホームページリニューアル |
所在地(住所・電話番号・FAX番号・地図・E-mail)
〒089-0531
中川郡幕別町札内暁町290-2(十勝教育研修センター内)
TEL: 0155-56-2331
FAX: 0155-56-4260
Email:staff@tokyoken.net