寄り添う教育
清水町立御影小学校 教諭 伊藤 綾美

これまで学級担任として学級経営や教科指導について研修を重ねてきたが、昨年度から特別支援学級を受けもつこととなり、これまで経験したことのない新たな挑戦が始まった。一人一人の子どもの実態を見極め、どんな支援が必要なのか、どんな手立てを取ったらよいのか考えていくことの大切さを実感した。集団を育てていくことと、個に寄り添って力を伸ばしていくことは、同じようで全く違うと改めて感じた1年間だった。
支援を必要とする子どもたちを目の前にしたときに、自分ができることは「得意なことは力を伸ばし、苦手なことはその子のペースで乗り越えられるように支援をする」ということだと思った。45分間の授業を15分間隔で活動を区切ることや45分間の中で取り組むことを箇条書きで分かりやすく示すこと、好きな活動を授業の最後に設定することなど、集中力を持続できる工夫を行っている。
今年度は、知的障害特別支援学級で1・3・4・5年生の子どもを担当している。一人一人支援するべき内容も違えば、学年も違うため、難しさを痛感する場面が多い。年度が変わり、様々な業務もこなしていかなければならないが、子どもたち一人一人としっかり向き合うことは忘れずにしていきたい。そして、子どもたちが「学校が楽しい!」と感じ、勉強では「できた!わかった!」が増えていくように、これからも寄り添っていきたい。